既存商品からの発想
ゆるなでブラシの開発技術
当社が開発し販売している「エレキパッチ」という商品も、金属の電位差で微弱電流が発生し、体の気になる部分に貼るだけでケアすることが出来ます。それを毎日のブラッシングにも応用できないかという発想から開発を進め、製品化したのがこのゆるなでブラシです。
ワイヤー加工技術を駆使
ゆるなでブラシについているワイヤーも、現在販売中の「ののじ爽快ソフト耳かき」という商品を開発した発想を生かしました。
この耳かきは耳穴にやさしく滑り込み3本のワイヤーで一度に大量の耳垢をかき出す事ができます。
耳かきの開発で培った当社独自のワイヤー加工技術を活かし、駆使し、生体ゆるなでブラシは生まれました。
この当社のワイヤーシリーズは、キッチン用品をはじめとし、様々な製品に応用してきました。
生体ゆるなでブラシは真似できない
当社独自に開発したこのゆるなでブラシは他では
真似できない完全オリジナルの商品です。
特許:第6618098号
商標:第5876399号、第6522786号
Fairy Godmother、生体ゆるなでは、
株式会社レーベンの商標です。
肌をなでるだけで、お肌を活性化?
今回は頭皮ブラシから始まった開発ですが、頭皮だけでなく、全身の肌を活性化するブラシとなる開発です。
今後「もっと優しく!」「もっと活性化したお肌に!」を目標に開発を進化させて行きたいと思っています。
開発者の手記
2002年グッドデザイン賞を頂いた「爽快ソフト耳かき」は、現在も多くの皆様に愛されています。
この耳かきの大きな特徴は、真円断面のワイヤを湾曲させさじ部としたことで、
これにより
- 1.断面が丸く皮膚を傷付けにくい。
- 2.無理な押圧がワイヤのしなりで吸収され、内耳(ないじ)のかき過ぎが防止できる。
といった点です。
当時の耳かきは竹製や、ステンレス製で先端をさじ状加工したものが多く、これらの、小さなさじ部先端を後から均一に丸めることは難しく、さらに、しなりを持たせることも難しく、当然のことの様に精度も安定しませんでした。
そのため、耳かきをする事で、内耳を痛めてしまう、その後、痛めたところが「自然治癒力」で修復し始め、瘡蓋(かさぶた)が出来て“かゆい”、そこで、また、耳かきをする
すると瘡蓋をはがし、再度内耳を痛める。この悪循環が発生していると考えられます。
一方、当社の「爽快ソフト耳かき」は均一な丸みで、均一なしなりを持ったワイヤ素材を
そのままさじ部として用いたことで、「内耳を傷付けにくく、ソフトでしなやかでかき心地が良い耳かき」となりました。
2020年、ある日「頭が痒い」
これって、もしかして、頭皮に傷を付けている。
傷ついた頭皮の修復し始めた瘡蓋を、
また、“かきむしって”いる!のでは?
それも毎日、
もしかして、その悪循環に落ち込んでいるのではないか?
と、考えて見ました。
近年、整髪やシャンプーにブラシを使用することが多くなりました。
もしかして、
そのブラシの先端で頭皮に傷を付けているのでは??
そこで、
ブラシピンの先の形状や、ブラシピンの構造、弾力を見てみることにしました。
また、
ブラシで、頭皮以外の皮膚(顔や二の腕)を、
頭皮と同じような圧力でかいて見ました。
頭皮と同じような力で何度も、
とても痛くて・・・かけません
赤く後が残りそうです。
考えてみると、
頭皮も同じ皮膚の延長です、
頭皮ももっと優しい形状のものでブラッシング
しなくてはいけないことに、初めて気付きました。
そこで、当社のワイヤ加工技術の応用が出来ないかと考えてみました。
そして、今回開発の「生体ゆるなでブラシ」は、「頭皮に優しい」をテーマにしてみました。
しかし、それは頭皮だけではなく、「からだ全体の皮膚にも優しい」ものとなりました。
ブラシはブラシピンの先端が皮膚に接触します。
この接触面の形状や、構造、動きが重要です。
そこで、
均一な丸みで、
均一なしなりを持った剛性ワイヤ素材を
そのままブラシピンとして用いる事にしました。
それにより、ブラシピンの先端が、
皮膚を痛めないソフトでなめらかなブラシピンと
する事が出来ました。
さらに、ブラシピンは、台座に固定すること無く、自由に揺れるように揺動し動く「起き上がりこぼし」の様な仕組みをとれないかを考えました。
ピンの根元を中心軸として、優しい力で倒れ、力をのぞくと優しく起き上がる構造です。
(特許取得)
一般のブラシピン
一般のブラシのブラシピンは、先端が細く、根元側がしっかり固定されているため、ブラシピンが湾曲し、押下圧を掛ければ掛けるほど曲がり、反発力が増大します。
そのためブラシピンの先端が斜めに成りながら、
細い先端が皮膚を押しつけます。
このため皮膚が痛い、皮膚を傷付けている結果になっていました。
最近話題になりつつあるファシア(fascia)※は、第二の骨格とも呼ばれています。
ファシアケアは、押しつけず、なでる、ゆらすが基本。※ファシアは体の臓器や骨、血管、筋肉、腱、神経などあらゆる組織をくまなく覆う網の目の様な膜構造組織で、活性化されているとき間質液で満たされています。
近年の研究で、ファシアこそが体を滑らかに動かすうえで重要な役割を果たしていることがわかってきたのです。
「生体ゆるなでブラシ」で優しく皮膚をなでる、ゆらすで、ファシアケアにも有効と考えられます。
私たちは、金属の電位差から生体電流に近い電流(マイクロカレント)を発生させる技術を持っています。
また、このマイクロカレントが皮膚や身体を活性化する事も知っています。
そのような事から、ブラシピンとブラシピンの間にマイクロカレント電流を発生させる仕組みを取り入れる事にしました。
マイクロカレントは、繊維芽細胞※を活性化する効果があると言われています。
また、生体電流を整える効果もあります。※繊維芽細胞は美肌を作り出す3大要素である
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す細胞。
ワイヤを用いたブラシは一石三鳥の効果が発揮できるかもしれません。
実際に多くの方に使用して頂き効果を体感いただいております。
女性のヘアケア、頭皮ケアの悩みを解決できるかもしれません。
「生体ゆるなでブラシ」は穏やかに優しい効果を目指したもので、短期間での大きな効果を目指したものではありません。
ご自身のからだに問いかけ、
内観するように優しくなでる、ゆらすにより
使用頂けると効果が感じやすいと考えています。
皆様からの効果のご報告やご意見を頂き、今後一層の製品の向上に努めてまいります。
商品情報
- 品名
- フェアリーゴットマザー 生体ゆるなでブラシ
- 材質
- ループピン/ステンレス(金メッキ、錫メッキ加工)、ハンドフレーム/天然木、台座クッション/導電性ゴム
- 寸法
- 約21×6.5×4.5cm
- 重量
- 約85g
- 販売・製造元
- 株式会社レーベン
- 特許・商標
- 特許 第6618098号、商標 第5876399号 第6522786号 Fairy Godmother、生体ゆるなでは、株式会社レーベンの商標です。
次の方はご使用できません
- 肌の金属アレルギー症状やアレルギー体質の方
- ペースメーカーなどの体内植込電子機器や、心電計などの装着型の医用電子機器をお使いの方
- 妊娠している方、出産直後の方
- 副作用としての肌にアレルギーなどの症状(発疹、かゆみなど)が出て困る方
- 敏感肌の方